ニュース 源泉徴収票はコピーでもいいですか?. トピックに関する記事 – 入社時に源泉徴収票のコピーを提出してもよいですか?
転職先に提出する源泉徴収票はコピーではいけません。 必ず原本を提出するようにしてください。 たとえば、住宅ローンを契約するときや子どもを保育園に入園させるときなどにも源泉徴収票が必要になります。 このように、同時期に別の用途で源泉徴収票が必要になるときは、前職の会社に依頼して追加で発行してもらうようにしましょう。【回答要旨】 給与所得の源泉徴収票は、書面で交付していただくほか、一定の要件の下、電磁的方法による提供(電子交付)をすることができます。 平成19年1月1日以後に交付する給与所得の源泉徴収票は、事前承諾等一定の要件の下、書面による交付に代えて、電磁的方法により提供(電子交付)することができます。源泉徴収票は、勤務している会社(または以前勤務していた会社)からしか交付されません。 そのため、必要な源泉徴収票が手元にない場合には、会社に連絡して交付や再交付を依頼するようにしましょう。 源泉徴収票は原本でなくてもいいの?以前は源泉徴収票の原本を提出する必要がありませんでしたが、2019年(平成31年)の税制改正によって源泉徴収票の提出は必要なくなりました。 保険料(生命保険料や社会保険料)の控除を受ける場合、原本の提出が求められます。 会社員の方は年末調整で保険料の控除証明書類を提出しなければならないので、忘れずに準備しましょう。 入社時に源泉徴収票を提出するのはなぜ? 転職先の会社に源泉徴収票を提出する理由は、年末調整で利用するためです。 年末調整とは、1年間(1月〜12月)の給与総額が確定する年末に納税額を計算し、過不足があった場合に徴収や還付を行うための手続きを指します。 年末調整を行うのは、12月時点で在籍している会社です。源泉徴収票には、給与を支払う会社側の会社名・住所・電話番号などの情報が記載されています。 そのため、転職先に源泉徴収票を提出すると、転職する前に勤めていた会社の名前・所在地が伝わります。 また、給与を受け取る側の基本的な情報も書かれているので、氏名や住所、扶養している親族等個人情報も書かれています。 確定申告で源泉徴収票を紙でもらえなかった場合どうすればいい? 発行してもらえない場合は税務署に書類を提出する 届出書は、源泉徴収票を発行してくれないと税務署に訴える書類で、国税庁のホームページ からダウンロードできます。 提出すると、税務署から会社に指導が入り、源泉徴収票が交付されます。 発行されたら改めて確定申告を行いましょう。 「所得・(非)課税証明書」が代わりの書類となる場合があります。 市役所で発行している「所得・(非)課税証明書」にも所得額などの記載があり、代替書類となる場合があります。 ただし、必要な書類と合致するかは、提出先の判断になりますので、事前に提出先に確認ください。 源泉徴収票を添付しないのはなぜ? 給与所得の源泉徴収票については、令和2年分(2020年分)の確定申告から添付が不要となりました。 給与所得のある方については、源泉徴収票で一旦所得税の精算が終了しているため、源泉徴収票に記載された金額をもとに確定申告ができます。源泉徴収票を新しい会社に提出しない場合は、自分で確定申告をしなければなりません。 逆にいえば、源泉徴収票を提出せずに自分で確定申告をすれば、前職の収入を隠すことも可能です。 ただし、提出しないことで、副業を疑われたり、悪い印象を持たれたりする可能性があることは、心得ておきましょう。源泉徴収票を新しい会社に提出しない場合は、自分で確定申告をしなければなりません。 逆にいえば、源泉徴収票を提出せずに自分で確定申告をすれば、前職の収入を隠すことも可能です。 ただし、提出しないことで、副業を疑われたり、悪い印象を持たれたりする可能性があることは、心得ておきましょう。 実は、職歴をごまかそうとしても、年金手帳や源泉徴収票で職歴は簡単にバレてしまいます。 なぜなら、年金手帳であれば過去の加入履歴が記載されていますし、年末調整のために取り寄せる源泉徴収票には、会社名や退職日が書かれているためです。 また、雇用保険被保険者証を提出するときにも、バレてしまう可能性があります。 源泉徴収票の代わりになるものはありますか?「所得・(非)課税証明書」が代わりの書類となる場合があります。 市役所で発行している「所得・(非)課税証明書」にも所得額などの記載があり、代替書類となる場合があります。 確定申告で源泉徴収票の添付が不要になったのはなぜですか?源泉徴収票の添付は不要 給与所得の源泉徴収票については、令和2年分(2020年分)の確定申告から添付が不要となりました。 給与所得のある方については、源泉徴収票で一旦所得税の精算が終了しているため、源泉徴収票に記載された金額をもとに確定申告ができます。 源泉徴収票は誰に渡すもの? 源泉徴収票は年末調整が終了した後に社員に渡しますが、退職した人には最終の給与明細書と一緒に渡すことが多いです。 退職手当を支払う場合は、別途「退職所得の源泉徴収票・特別徴収票」も発行します。 こういう社印のない源泉徴収票って、確定申告でちゃんと使えるものなのでしょうか? まず、所得税法上では、源泉徴収票については、特に社印を押さなければならない等の規定はありませんので、社印がなくても問題はありません。 確定申告の際も問題なく使えます。確定申告を行うとき 確定申告を行うときにも、源泉徴収票が必要です。 一般的に、源泉徴収がある会社勤めの人は、会社が年末調整を行うため、確定申告の必要はありません。 しかし、年収が2,000万円を超える場合や給与所得以外の副業収入などがある場合は、個人で確定申告をする必要があります。給与所得者や退職所得を受けた人、公的年金を受給している人などは、確定申告をする際に源泉徴収票を添付する必要がなくなりました。