ニュース 鉄筋 かぶり なぜ?. トピックに関する記事 – 鉄筋のかぶりの目的は?
コンクリートの”かぶり厚さ”を規定通り確保しなくてはいけない理由とは、ズバリ鉄筋を腐食から守るためです。 コンクリートの内部は強いアルカリ性を示しています。 そのアルカリ性により鉄筋が酸化しにくく、サビから守られています。 ところがコンクリートが空気中の炭酸ガスと反応するとアルカリ性を失っていきます。鉄筋結束とは 鉄筋結束とは、格子状に組み立てた鉄筋の交差した部分を、結束線という専用の針金で縛りつけて固定することです。 結束することで、強度が増し、複雑な形に組み上げた鉄筋を固定することができます。 この結束を行わないと、コンクリートなどを流し込んだ際に鉄筋が移動してしまい、図面通りの形に固定することができません。1.監督の指示不足や職人の知識不足・・・単純な指示不足や知識不足によるもの。 2.整地不良・・・鉄筋を組む前の土や砕石の整地(水平に均す)作業が雑で凸凹のため部分的にかぶりがとれないケースがある。
コンクリートのかぶり厚さはなぜ必要なのか?鉄筋コンクリートの鉄筋が錆びないのはコンクリートのアルカリ性によるものである。 しかし、空気中の二酸化炭素により少しずつ中性化してしまい、またひび割れなどから水分が入ると錆びてしまうので、設計通りの強度を得るためには、じゅうぶんな被り厚さが必要となる。
鉄筋のかぶりは必要ですか?
鉄筋コンクリートのかぶりは、以下に示す鉄筋コンクリートの構造物の性能確保を目的にしている。 ①鉄筋が外からの影響で錆びるのを防止し、耐久性を向上させます(耐久性)。 ②鉄筋が火災などに高温になるのを防ぎ、耐火性を向上させます(耐火性)。 ③鉄筋が圧縮を受けて座屈するのを防止します(構造耐力) 。コンクリートの中に鉄筋を入れ,圧縮にも引張りにも強い部材を作るのがこの構造の特徴です。 また鉄筋は火に弱く,さびやすいという欠点がありますが,コンクリートで鉄筋を覆うことにより,鉄筋を火から守り,さびの発生を防いでいます。 鉄筋コンクリート構造は,柱・はり・壁・スラブといった部材から構成されています(図2)。
鉄筋は何に弱いですか?
・鉄筋は引っ張る力には強いが、熱に弱くさびやすいという特徴があります。 コンクリートは熱にも強く、上からの「圧縮」に対する抵抗力もある反面、引っ張る力には弱いという特徴があり、鉄をコンクリートで覆うことで、互いの弱点を補い合うことができます。
鉄筋に人などが乗ってしまい、かぶり厚を確保するための治具であるスペーサー(サイコロ)が沈んでしまったケースや、不陸などで床の水平精度が悪いケースなどが主な原因だ〔写真1〕。 このような場合、建築基準法で定められているかぶり厚(60mm以上)を満たしていないことがほとんどだ。
鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚さは?
第79条 鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚さは、耐力壁以外の壁又は床 にあつては2センチメートル以上、耐力壁、柱又ははりにあつては3センチ メートル以上、直接土に接する壁、柱、床若しくははり又は布基礎の立上り 部分にあつては4センチメートル以上、基礎(布基礎の立上り部分を除く。)なぜ鉄筋が必要なの? コンクリートは、圧縮力(押される力)に対しては非常に強さを発揮しますが、引張力に対しては圧縮力の 約1/10しか強さがありません。 そこで、引張力に対しても強さを発揮するように入れられているのが鉄筋です。木造と鉄筋、どちらも特有のメリットとデメリットがあります。 建築におけるコストや自由度、リラックス効果を重視するなら木造を選ぶと良いでしょう。 耐久性や遮音性、気密性を重視するのであれば鉄筋を選ぶとよいでしょう。
堅牢性や耐久性に優れるRC造は、高い耐震性や遮音性を持つ点も見逃せません。 賃貸の集合住宅の場合、これらの点は入居者へのアピールポイントになります。 一方、木造はどこかぬくもりを感じさせますし、木が持っている吸湿・放湿効果で湿度をコントロールできます。
木造と鉄筋どちらが涼しいですか?木造は外の気温に影響されやすく、鉄筋コンクリート造は外の気温に影響されにくいことがわかりました。 鉄筋コンクリート造は夏場の日中でも温度が上がりにくく、一日を通して寒暖の差が少なく快適に過ごせます。
鉄筋のデメリットは?鉄筋のデメリット
- 鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造に比べると防音性は低い
- 木造と比べて結露が発生しやすい
- 通気性や断熱性が低く冷暖房費がかさむ
鉄筋コンクリートなのに寒いのはなぜ?
上記の通り、鉄筋コンクリートは木材に比べ暖かいという材質的な特徴がありますが、一方で鉄筋コンクリート造の建物なのに寒いというケースも、実はあります。 とりわけ、ひと昔前に建てられた物件でそうしたケースが多く見られます。 原因はズバリ、ひと昔前の鉄筋コンクリート造では、断熱材をキチンと使用していなかったケースが多いため。
木造とよく比較される鉄筋コンクリート。 木造アパートは寒いというイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、実はコンクリートよりも木材の方が断熱性が高いのをご存じでしょうか? 気密性・断熱性を高めることで、木材が持っている性質を活かした快適な住環境を実現することができます。鉄筋の住宅は木造の住宅に比べて何倍も熱容量があります。 これは言い換えますと、鉄筋の住宅は温まりにくいが、一度温まると冷めにくいことを意味します。 逆に木造の住宅は、温まり易いが、冷め易いことを意味します。 言ってみれば、木造の住宅は暖房をする場合に小回りが効きます。木造は断熱性を高めるコストが低い
木は熱伝導率が低いため、外気の温度を内部に伝えにくいのが特長であり、断熱性は鉄筋コンクリートよりも木造の方が優れています。 そのため、木造の建物の場合は、壁や床に断熱材を充填することで、ある程度の断熱性を確保することができ、断熱にコストがかかりにくいです。