ニュース 著作権 二次創作 どこまで?. トピックに関する記事 – 二次創作はどこまでセーフですか?
二次的著作物の権利範囲は、「二次的著作者の創造性が生じた部分」のみで、それ以外の部分は現著作者に権利があります。 そのうえ、原作の著作者は、二次的著作物の利用に関し、二次的著作物の著作者と同じ権利を有するとされています。 つまり、二次的著作物には「原作者」と「二次的著作物の著作者」の両方に著作権が発生します。二次創作は、法律上グレーであるといわれることもありますが、著作権者の許可を得ていない二次創作は著作権法上違法となります。 原作をもとに新たに創作をするのではなく、単に模写やトレースをする行為は、複製権(著作権法21条)侵害となると考えられます。二次創作・同人グッズに関する著作権のルール
許可が必要なケースでは、商業的に販売される場合やオリジナルの作品を大きく引用した場合などが該当します。 許可が必要ないケースでは、個人的な使用に限られたり、パロディーや風刺作品としての性質を持つ場合などが挙げられます。
二次創作で禁止されていることは何ですか?3 二次創作活動についての禁止事項
- 有償無償を問わず営利目的の二次創作活動
- 本作品のイメージを著しく損なうもの
- 一般公開をしている既存商品(発売前含む)のデザインと酷似しているもの
- 本作品を使用して、誹謗中傷を行う行為
- 本作品を使用して、特定の個人、政党、宗教団体等を支援もしくはその誤解を与える行為
- 法令に反する行為
著作権どこまでがセーフ?
著作権法では、①営利を目的とせず、②聴衆や観衆から料金を受け取らず、③著作物を上演・演奏・口述等する者に報酬を支払わない場合には、権利者の許可なしに無料で行うことができると定めています。 したがって、これら3つの要件をすべて満たす場合には、上述のような読み聞かせを行うことは問題ありません(第38条)。他人がSNSやブログなどに掲載した文章や画像、動画も、その人の思想や感情を創作的に表現したものなので、著作物に該当します。 したがって、ネットに掲載されている文章や動画・画像でも、掲載した人の許諾を得ることなく転載した場合は、無断転載にあたり得るといえます。
どこからが二次創作ですか?
著作権法上の用語である二次的著作物は、元の作品そのままではなく、何らかの新たな創作性がプラスされたことが必要です。 例えば、ある漫画の主人公の原画を単に模写やコピーした場合は、創作性がなく、二次的著作物ではありません。
著作権者側の黙認という形で育ってきた日本の二次創作文化だが、黙認するのには幾つか理由がある。 例えば、二次創作物の多くが原作のファン活動として好意的であったり、二次創作が原作の宣伝となることだ。 そのため、公式が二次創作のガイドラインを発表するケースも最近では増えてきた。
ウマ娘の二次創作が禁止されている理由は何ですか?
『ウマ娘』は、ゲームそのものが『映画の著作物』と考えられますし、ゲームに登場する『ウマ娘』のキャラクターイラストも、著作物と考えられます。 そのため、プレイ動画を投稿したり、キャラクターイラストをベースに創作したイラストを投稿することは、原則として著作権侵害になります。なお、著作権法では、著作物を個人もしくは家庭内などの範囲で使うことが目的であれば、著作権侵害にあたらないとしています。 たとえば、テレビを自宅で録画して自分で楽しむ行為や、歴史的事実をブログや書籍などに記載する行為などは、著作権侵害にあたりません。「トレース」や「模写」には著作物性はない
つまり、トレースや模写によって作成された作品に著作権は発生しません。 ただ、コラージュのように、他社の作品を再構成したり、トレースした作品の色調や背景を新しく作成したりした場合などは、作品(の一部)に著作物性が認められる場合もあります。
違法となる可能性が高いスクショの条件
違法となる可能性が高いスクショは、主に2つの条件があります。 公式サイトや著作権者の許諾を得ずに、違法アップロードされたコンテンツを「違法であると知りながら」スクショをした場合は、違法になります。 先述した引用ルールを満たさない場合は、違法となる可能性が高くなります。
Twitterにイラストを投稿するのは著作権違反ですか?自分で描いたオリジナルのイラストであれば、著作権違反になりません。 また自分が依頼をして、誰かに描いてもらったイラストもOKです。 ただし、そのイラストが有名なキャラクターや芸能人であった場合には、著作権侵害を問われる可能性も出てきます。 そのため、 イラストのモデルにも十分に注意をしましょう。
ウマ娘が裁判になった理由は何ですか?ゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」(ウマ娘)を巡り、開発元のCygamesはコナミと協議を続けてきました。 しかし協議が決裂し、コナミ側が特許権侵害を理由として、40億円の損害賠償とサービスの停止を求めて2023年3月31日付で訴訟の提起を行いました。
ウマ娘の禁止事項は?
ゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」の運営会社は11月10日、同作品の二次創作についてガイドラインを発表した。 (https://umamusume.jp/derivativework_guidelines/ )ガイドラインでは、「暴力的・グロテスクなもの、または性的描写を含むもの」など5点の禁止事項が設けられている。
著作権が存在しないのは,人事異動や人の死亡などの事実を伝える記事,火事や交通事故の事実だけを 伝える記事など,新聞社や記者の思想や感情を交えず,事実だけを簡潔に伝える記事の場合だけに限る。 著作権には期限があるため,大昔の作品は著作権が切れている。イラストを模写する行為は、法律にいう「複製」にあたります。 個人で楽しむ範囲であれば(公表しないのであれば)、まったく問題ありません。著作権法により保護の対象となる二次的著作物と呼べるのは、「新たな創作性を加えた著作物」です。 模写したものや単純に書き加えたものは、そもそも著作物ではありません。