ニュース お墓 最終的にどうなる?. トピックに関する記事 – お墓は放置されたままだと最後はどうなるの?
お墓の放置によって起きること
維持費を払わずに一定期間経ったお墓は「無縁墓」として扱われ、墓地の管理者に強制撤去されます。 撤去には一定期間を要し、維持費を滞納したからといってすぐに撤去されるわけではありません。◇墓じまいで取り出した遺骨は、永代供養が一般的です
墓じまいで取り出した遺骨でも、人の遺骨は勝手に処分したり、公共の場に放置すると死体遺棄罪として扱われます。 また「墓地、埋葬等に関する法律」第4条により、火葬場で焼骨した遺骨であっても、人の遺骨は家の庭など、墓地以外の場所に埋葬できません。お墓の跡継ぎがいない場合に、永代使用していたお墓を撤去し、更地に戻して墓地の管理者(寺院、霊園)に返却します。 これを「墓じまい」と言い、お墓から取り出したご遺骨は管理者に永代供養を依頼したり別のお墓に納骨するなどの方法でご供養していただくことが一般的です。
墓を放っておくとどうなる?まとめ:お墓を放置すると無縁仏とみなされます
継承者が曖昧なまま、お墓を放置すると無縁仏として撤去され、取り出した遺骨はどこかの供養塔に納骨されるでしょう。 一方で家族や親族が同じ集落に住んでいた頃と違い、お墓を継承すると、維持費はもちろん管理も、墓主ひとりに負担が掛かりがちです。
墓じまいをしないまま放置するとどうなる?
墓じまいを無視してお墓を放置すると、最終的にお墓が強制撤去される可能性があります。 また、撤去工事にかかった費用の請求をされることがあります。 しかし、いきなり撤去されるわけではありません。 お墓の管理費を支払っていない状態が一定期間続くと、お墓が撤去されることがあります。お墓を移すのは法律的にも問題なく、決して悪いことではありません。 お墓を移す「改葬」の件数は、年々増加傾向です。 お墓を移すことがよくないといわれる理由の一つとして、お墓は故人の魂が帰ってくる場所だと考える人が多いからです。
お墓の骨はいつ溶けますか?
お墓の中の骨は環境にもよりますが大体50年~100年という長い歳月をかけて溶けていきます。 ご遺骨は水につかってしまうとカビてしまう可能性があるため、定期的にお墓を開けて納骨室内や骨壺を掃除することが大切です。
墓石の下には地下室があり、ここに亡くなった人のお 骨を納めるお部屋があります。 このお部屋のことを、納骨棺(のうこつかん)、カロートと呼びます。 墓石の手前にある、石でできたフタを開けてお骨を納めます。
跡継ぎがなくても永代供養はできますか?
「永代供養」とは、遺骨の管理や供養を、永代供養墓の管理者である寺院や霊園が行ってくれるお墓のことです。 そのため、跡継ぎがいない方や身寄りのない方でも利用しやすいでしょう。 通常、遺骨はお墓に安置されて、家族や親族によって管理、供養されています。お墓を引き継ぐ方が「祭祀承継者」です。 祭祀承継者には、祭祀財産となる仏壇や仏具、墓地や墓石などを維持・管理する役割があります。 財産は相続人で分割するケースが多いですが、祭祀財産は相続財産とはみなされないため、原則として祭祀承継者はひとりとされています。お墓を継ぐ人がいないことにより一定期間管理料が滞納された場合、管理者によりお墓が解体されてしまいます。 もちろん、管理者が居ないからと勝手に解体されるわけではなく、法的な手続きを行った上で、無縁墓として処理されるという流れになります。
納骨していないお墓を墓じまいするとき
お墓を建てたものの、一度も納骨をしていないという場合には、解体工事のみで大丈夫です。 仏様が入っていませんので、改葬の手続きも、閉眼供養も必要ありません。 ただし、納骨するつもりでお墓の建設時に開眼供養をしている場合には、ご遺骨がないとしても閉眼供養は必要になります。
お墓で転んじゃいけない理由は何ですか?「お墓で転ぶと良くないことが起きる」。 こんな噂話を聞いたことがないでしょうか? 実はこれ、墓地で子供がふざけたり、走り回ったりして怪我をしないように注意するための訓話と考えられています。 でも、静まりかえった墓地の雰囲気を前にすると、なんだか本当のことのように聞こえてしまうかもしれません。
墓を移動するにはいくら費用がかかる?費用は、100〜200万円
お墓の移動にかかる費用は、新しいお墓の購入費と、墓じまい工事の費用で大きく変わります。 墓石の移設や新設を希望するのであれば、墓地代と墓石代だけで、100万円や200万円という費用がかかります。 しかし、最近人気の納骨堂や樹木葬だと、50万円前後が一般的な相場です。
遺骨を納骨しないとどうなる?
遺骨を納骨しないとどうなる? 墓埋法では埋葬場所に指定はあるものの、遺骨を納骨する期限は定められていないため、ずっと遺骨の納骨をしないで家に置いておくことで、何かが起きることはないでしょう。 ただ家に遺骨が保管されているので、紛失リスクなど、いくつかのデメリットはあります。
遺骨を自宅に保管することは、法律上の問題はありません。 いつまでに納骨しないといけないというような期限もないため、手元に置いておきたいときや、すぐに納骨できない事情がある場合などは自宅で供養してもよいです。 四十九日法要の際に納骨できなかった場合、一周忌や三周忌といった法要の際に納骨しても構いません。骨壺に封入されたご遺骨は水と反応して時間をかけて徐々に溶けていきます。 骨壺内の環境にもよりますが、ご遺骨は50-100年程度で完全に溶けると言われてます。骨壺の遺骨は50年で溶けて消える? 衝撃的なことかもしれませんが、骨壺の中の骨は時間をかけて徐々に溶けていきます。 骨の主成分はリン酸カルシウムと炭素ですが、このリン酸カルシウムが骨壺内の水と反応することで、ゆっくりと分解され、しまいには跡形もなく消えてしまいます。